こんにちは。AWESOME JAPANの土居です。

KICKSTARTERでプロジェクトを成功させることは簡単なことではありません。様々な下準備を行ったうえで、ようやく成功できるかどうかといった具合…。特にプロジェクトをスタートするにあたり動画を載せることは、今のキックスターターでは外せない要素となっています。でも、どんな動画構成で作ればいいのでしょうか?筆者も動画製作の専門ではないので、コレといった解決策を持ち合わせていません。プロジェクトにpledge(資金を提供することを指します)する人の多くは動画を視聴後に購入するそうです。ということは、多く資金調達しているプロジェクトは製品の魅力もさることながら、動画も魅力的に作っているに違いない!!そう思ったので、KICKSTARTERで今まで多く資金を調達したプロジェクトの動画構成についてまとめてみました。

キャプチャ14

こちらはPebble Timeというスマートウォッチです。動画はコチラから

こちらのムービーは、3分51秒の作品で、挨拶から始まり、製品の簡単な説明を行い、どんなプロジェクトなのかを理解してもらおうとしていました。次に、プロジェクトの背景(このプロジェクトを出しているチームは、前回もスマートウォッチで大成功をしています。)を説明していました。そして、製品のできることや使い方の説明、製品の新規性、日常での使用シーンを通しての製品の魅力紹介、開発メンバーの姿を見せたうえでの、プロジェクト協力のお願い、そして製品の全体図を見せて終了!といった感じでした。

キャプチャ15

COOLST COOLERというクーラーボックスです。動画はコチラから

こちらのムービーは3分20秒の作品で、まずは従来のクーラーボックスの話から、今回の製品の説明を日常での使用シーンを通して説明していました。そして、今までのクーラーボックスでは面倒だったことや煩わしかったことを、新しい製品ではこんなにも快適!という対比的な見せ方で製品の魅力を伝えていました。そして、購入者が気になるであろうポイントを強調的に(もしくは開発者が推したい点)見せた後、開発者のアップや製品のデザイン、製品のお得感を見せて終了しました。

キャプチャ16

BAUBAXというジャケットです。動画はコチラから

こちらのムービーは、3分46秒の作品で、動画の中で音声が一切流れないもので、映像と音楽と字幕のみで構成されていました。まず、日常での使用シーンを通しての製品の魅力を見せつつ、製品のラインナップや機能を見せ、こんな困ったときありますよね?というシーンを見せつつ、製品ではこうやって解決をする、といった見せ方を全体的に行っていき、製品の素材や、お得感を伝えつつ、各ラインナップに応じた日常での使用シーンを見せた後に、字幕によるプロジェクト協力のお願いという形で終了しました。

キャプチャ17

Exploding Kittensというカードゲームです。動画はコチラから

こちらのムービーは、1分43秒と比較的短い時間で構成されたアニメーション作品でした。まず、製品の世界観を見せることからはじまり、開発者のあいさつ(本人の姿をしたキャラクターでした)から、製品の説明をし、カードゲームのルール説明をした後に、プロジェクト協力のお願い、というシンプルな作品でした。

キャプチャ18

OUYAという家庭用ゲーム機です。動画はコチラから

こちらのムービーは2分56秒の作品で、まず、プロジェクトの背景の説明をし、製品の説明、そしてチームメンバーによる分野ごとの説明、製品の開発過程の一部を紹介、その後、製品の稼動シーンを見せるといった構成でした。

5つの作品から見えてきたこと

5つのムービーの平均時間は3分7秒でした。もちろんプロジェクトの中には3分を大きく超える作品もあります。しかし、よほどバッカーが興味を引く内容のムービーを作製しないかぎりは、3分以内におさめたほうがいいのではないでしょうか?次に、製品開発が直感的に困難であるか?または製品が既に出来上がっているか。これにより動画の構成が変わってきているように感じました。例えば、BAUBAX(服)やExploding Kittens(カードゲーム)の場合、現実的に実現できる可能性は低くないように感じませんか?逆にPebble Time(スマートウォッチ)やCOOLST COOLER(多機能クーラーボックス)、OUYA(家庭用ゲーム機)だと、場合によっては製品が完成しないのでは?と思ったりしませんか?BAUBAXはムービーを見た限りでは製品が完成しているように見えましたし、Exploding Kittensはカードゲームですので、デザインとルールが決まってしまえば製造自体は困難ではないと思われます。そのためか、この2つの作品には開発者本人の顔はでてきていませんでした。残り3つの作品には作品全体を通して開発者や開発メンバーが登場し、製造過程やプロトタイプを見せることで、信頼できるプロジェクトであるという主張が伝わってきました。そして、各作品を見ていく中で、ストーリーが重要であると感じました。これは、Exploding Kittens以外の4作品では取り込まれていました。作品によっては開発をするに至る背景を語ったり、従来の製品では、補いきれなかった点や、困っていた点を解決したいというメッセージ性が組み込まれていたり、形は様々ですが、製品を開発するに至った経緯や、なぜキックスターターでのプロジェクトなのか、この2点をはっきりさせることでストーリーの基盤が作れるのではないでしょうか?

まとめますと、動画作成をするにあたり

・    よほど自信のある作品でない限り、動画は3分程度にする

・    信用を上げたい場合は、開発者の顔やチームの顔を見せる

・    開発敬意やキックスターターでないとダメな理由を組み込むことで動画にストーリーを持たせる

・    バックにオシャレなBGMを流す

簡単ですが、以上が今回のムービーから気づいたところです。実際に日本の企業がムービーを作成する際には、ナレーションや字幕等にも気をつかわないといけないこともあると思いますが、近いうちにそういった点もまとめていきたいです。ちなみに筆者は英語が得意ではないので、全て合っているのかは分からないですが、動画作成の際に参考にしてみてください。

Posted on: 2016年4月15日 | Author: Shinya Doi
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