こんにちは。AWESOME JAPANの山崎です。
電車の中を見渡すとイヤホンやヘッドフォンで音楽を楽しんでいる人の姿をよく見るようになりました。今や携帯音楽プレーヤーは多くの人が持つガジェットの一つになりましたし、スマホ世代に移行したあとは携帯で音楽を聞く人も多くなりました。私もWALKMANで音楽を聞いている人の一人です。
しかしコンパクト化・大容量化のお陰で手軽になった反面犠牲になった性能もあります。音質はその一つです。どうやってもしっかりした音響機器を使った音には質の面でポータブル音楽プレーヤーは勝てません。私は音質にはあまり興味を持っていませんが、違いがあることは確かだと思います。最近は高級機でハイレゾ対応の高音質を売りにしたプレイヤーも売れ始めています。
今回はそんな音質に関連した「出先で音楽を聞く」体験を向上させる機器の紹介です。
この写真の黒い四角い箱が今回紹介するUAMPです。オーディオに詳しい方はヘッドホンアンプといえば理解していただけるかと思います。その名の通りiPhoneなどから出力された音楽を適切な音質と音量に補正してヘッドホンに伝える機械です。
使い方はシンプルで、画像のようにお持ちのヘッドホンと出力機器(例えばWALKMANやiPod)の間にUAMPを挟むだけです。これで音質がよく、ベースの音をよりクリアな音割れ等をなくした音楽を聞くことが出来ます。また出力が高くなることで高クオリティのヘッドフォンも問題なく接続できます。
ここでオーディオ愛好家に「そんなもの前からあるじゃないか」というツッコミを入れられそうです。そのとおりです。
しかしUAMPはその中でもかなり小さい部類に入ります。アルミで出来たボディは43×43×9mmなのでどんなポケットにも入ります。接続も一般的な3.5mmのヘッドホンプラグなので大体のスマートフォンやポータブル音楽プレーヤーを接続できます。また10時間のバッテリー持続は充電を気にせず使うことが出来ます。
このプロジェクトは執筆時現在(2015年3月上旬)、1万5000オーストラリアドルの目標に対して8万7000オーストラリアドルの支援を調達しています。残り1ヶ月あるのでまだまだ伸びそうです。
音質はそれなりがほしいけど市販のヘッドホンアンプはでかすぎてちょっと…と思う方は支援してみてはどうでしょうか。
プロジェクトページはコチラから、日本からの支援方法に関してはコチラをどうぞ。