
クラウドファンディングを成功させるためにキャンペーン期間中の戦略や努力が必要なのはもちろんのこと、キャンペーンが始まってからバッカーを集めようとしても期間が短いので難しいというところがあります。一方で一日あたりのバッカー数がアルゴリズム上非常に重要な要素になるので初日からたくさんのバッカーを集めることが必要だというのは以前の記事の通りです。
(関連→Kickstarterで”popular”に表示させるアルゴリズム)
では、立ち上げ前にやるべきことを紹介します。
ターゲットオーディエンスの設定
ターゲットにする人を明確にしておきましょう。誰に情報を届けるかわかっていないと全員に向けて情報発信をしてしまい、効果的でなく時間を浪費することになります。ターゲットオーディエンスを設定するために次のような質問をしてみましょう。
1. どんな人に情報を届けたいのか
・年齢
・性別
・収入
・教育水準
2. その人達はどのような価値観を持っていてどのようなライフスタイルなのか
3. 自分の製品(またはプロジェクト)がその人達にどのような影響を与えるのか
4. 自分の製品(またはプロジェクト)は必需品なのか贅沢品なのか
出資するインセンティブをつくる
ターゲットが決まったらその人達に訴えかけるインセンティブを作りましょう。家族や友達ににとってサポートするインセンティブとなるのはあなたとの関係やサポートしているという事実です。
ですがこのような関係にない完全な見知らぬ人にとっては付加価値が必要になります。
突っ込んで言えば、立ち上げるプロジェクトがお願いする出資額よりも彼らの生活を向上させるものでなければ出資してくれないということです。
インセンティブを高めることで立ち上げ前に支援を集めることができます。
バッカーを集め始める
この時点ですでにターゲットオーディエンスがあなたのプロジェクトに興味のある人で構成されているので、次にするべきことはバッカーを集めることです。ターゲットオーディエンスに届ける最善の策として影響力の強いブロガーやソーシャルメディアでフォロワーの多い人をGoogleで検索する必要があります。
連絡するブロガーやソーシャルメディア上の人をリスト化したら次はプレスリリースです。
Googleなど検索エンジンを使ってターゲットオーディエンスの条件を満たすニュースやメディアを探しましょう。
ほとんどのそういったところにはプレスリリースを確認する人がいます。
一つの型を作れば細かい変更だけでたくさんの所に送れるのでここの時間をかけるべきです。
特定の人に魅力のあるプロジェクトならその界隈の支持してくれそうな人やターゲットオーディエンスに影響力のある人に情報を発信することに時間をかけましょう。例えば高校生のための新しい時間管理の方法を考えたのであれば高校にアプローチするべきということは明らかでしょう。
via: ayudos